思考処理の変化と記憶喪失、または一般に知られている「ブレインフォグ」は、線維筋痛症の患者が訴える最も一般的な不満の1つです。
患者は、新しい情報の詳細を思い出すのが困難になり(短期記憶喪失)、頭がぼやけていると訴えます。
ブレインフォグには、記憶喪失や認知障害だけでなく、言語や学習の障害も含ま れます。この症状は、慢性的な睡眠不足の結果である可能性が最も高いです。
通常の8時間の睡眠中、最初の4時間の間に、身体の物理的な修復と回復が行われます。
体が心を修復して回復させるのは、睡眠の後半です。前半と後半の両方の睡眠を十分に取れていない場合 (すなわち、線維筋痛症患者、高齢者、入院患者、特に集中治療室にいる患者)、最も一般的に 観察される結果は、思考処理と記憶の変化や損失です。
マークのコメント:
私がブレインフォグの状態で思考をすることは、順不同のフォルダからファイルを探し出すようなものです。
散乱したフォルダをアルファベット順に整理しようにも混乱してしまいます。
自分自身にうんざりして中止したとして時間を置いて再開すると多くのフォルダの内容が失われていることがわかります。
混乱して、あてもなくフォルダを検索し、適切なフォルダにコンテンツを分類しようとして、結局ごちゃ混ぜになります。これを何度も行うのです。
ある時点で、私は何を探していたのだろうかと自問します。しかし、どんなに頑張っても、思い出せません。
また、ブレインフォグは他人とコミュニケーションをとるのも難しくなります。
控えめに言っても、適切な言葉を見つけることは困難です。(誤って不適切な発言をしてしまいそうになることもあります) そして、興味深い会話を形成することは事実上不可能です。
私が学んだことは、毎日の目標を設定することです。簡単なものから 難しいものまで、それらを書き留めます。鍵となるのは、失敗の直前で期待を押し進め続けることです。それから、時間が経つにつれて、私は自分の成功を積み上げます。やがて霧(フォグ)の中を通り抜けます。